ジャガード織って何?
このことを説明したページが出口織ネームのサイトにありましたが、専門用語が多く分かりづらい説明だったかもしれません。
ジャガード織物はタテ糸とヨコ糸が交差することで生地になり、その交差の具合で絵柄を表現する織物です。
どうやってタテ糸とヨコ糸を交差させているのかがイメージ出来ないと、ジャカールの発明がいかに素晴らしい物だったのかが分かりづらいと思いましたので、そのあたりを図解したページを追加しました。
ぜひご覧ください。
このことを説明したページが出口織ネームのサイトにありましたが、専門用語が多く分かりづらい説明だったかもしれません。
ジャガード織物はタテ糸とヨコ糸が交差することで生地になり、その交差の具合で絵柄を表現する織物です。
どうやってタテ糸とヨコ糸を交差させているのかがイメージ出来ないと、ジャカールの発明がいかに素晴らしい物だったのかが分かりづらいと思いましたので、そのあたりを図解したページを追加しました。
ぜひご覧ください。
”お守り”といえば初詣に神社で買うことが多いものでしたが、最近はお守り袋としてイベントグッズや記念品などにも使われることが多いようです。
アーティストのコンサートで買うことが出来るものや、人気のキャラクターを織り込んだキーホルダーのようなモノとして、イベント会場や公式グッズ店で販売されています。
出口織ネームが作るお守り袋は一般的なお守りよりも細かい絵柄の再現が得意で、織ネーム同様お客様のご要望に沿った絵柄を表現します。
このメリットを活かして、写真を元にした絵柄を織り込んだものや、高密度で鮮明な絵柄や文字を表現したタイプも制作しております。
さらに、限定数量を織り込んだり、会員番号を織り込んだりすることで、お守り袋が普通のキーホルダーから「限定商品」や「入場券」など、付加価値のある商品に生まれ変わります。
出口織ネームの「お守り」は縫製作業も基本的には、日本国内の職人に依頼しておりますので、イベントグッズや販促品にも最適なmade in Japanの安心・安全なお守りをぜひご活用ください。
前回のヨーロッパ製のラベルと比べると、使っている糸が太いため鮮明さには劣るかもしれませんが、小さい文字もしっかり読める織り方をしております。
お作りするラベルの厚みも大切な要素ですので、それらの条件の中でも読み取り可能な文字を表現するのは設計担当が最も苦労するところですね。
小さい文字の大きさは1mm〜1.5mmですが、普通に読むことが出来ますので商品をアピールするメッセージを織り込むと効果的ではないでしょうか。
また、下部には英文字と数字の番号が入っており、識別番号として使われらっしゃいます。
商品を購入したお客様にとって、限定商品の場合の「1/50」、「49/50」などといった表示は大きな購買要素になりませんか?
誰が見ても限定品なんだということが分かると、ちょっとうれしくなりますもんね。
私どものブランドラベルが、
”お客様が商品を買いたくなる”・”持って誰かに見せたくなる”
というような少しでも商品の魅力アップに貢献できれば、こんなうれしいことはありません。
ぜひ、商品の魅力向上のお手伝いをさせて頂ければと思います。
間違えました・・・。
出口織ネームの大事な大事な「織機」は海外製が多いです。
「織ネームやブランドタグの産地は北陸地方」ってのと同じで、織機はヨーロッパ製が多いですね。
当社には複数のメーカーの織機が入ってますが、そのうちの1社の営業担当者が替わるとのことで、顔合わせに来社されました。
そこはさすが”イタリアン”!
時間通りに来ることは無く、予定の数時間後にいらっしゃいました(笑)。
もちろん事前に連絡はありましたよ。
今回もヨーロッパやアメリカでのブランドタグの動向や、アジアでの流行りなど聞くことが出来ました。
この写真は織機メーカーのサンプルとして頂いたものですが、QRコードが織り込まれています。
さらにシリアル番号も入っています。
このラベルは細い糸で織られていて、ラベル自体がすごくきれいなブランドタグになりそうなので、それだけでも商品のイメージはかなりアップしそうです。
このようなキレイなタイプがアメリカ、ヨーロッパでは多く使われ初めており、それだけだと他社との差別化にならないってことで、さらにQRコードやシリアル番号を入れた織ネームを使うアパレルメーカーが出てきているとの話でした。
しかしこのQRコードやシリアル番号織ネームの使い方が気になりませんか?
もちろん聞いてみました!
「商品を購入したお客さんが自分のスマートフォンや携帯電話で読み取って、正規品かどうかを確認したりするんだよ!しかもプリントラベルと違って織だから洗濯しても消えないだろ?」
と自信満々に言われました。
その国の文化というか習慣の違いなんでしょうか、ブランド品を正規のお店で買えば本物だと疑わない日本人と、普通に偽物が売られることがある国の人の意識の違いですかね?
しかも「クリーニングに出しても消えないだろ?」ということは、クリーニングに出した自分の本物が、戻ってきたら偽物にすり替わってるってことがあるんですかね?
それで、何度も読み取れる必要があるとか?
まっ、この話はその担当者の個人的な考えでしょうから、そんなことが日常に起きてるかどうかは分かりませんが、そういう環境であれば織ネームにこの機能があればとても便利ですよね。
すり替えの予防にもなりますし。
日本の場合だと、その商品メーカーのウエブサイトに簡単にアクセス出来る方法としてQRコードは多くありますよね。
特にスマホじゃなく従来の携帯電話の時は便利でしたよね。
当社ではQRコードよりもデザイン性と読み取り能力に優れた自動認識コードを作ることができます。
この自動認識コードは「カラービット®」という全く新しいコードです。
この気球のデザインも自動認識コードなんですよ!
このコードは”赤”・”青”・”緑”の3色の変化を読み取ってコード化しますので、QRコードや通常のバーコードのように正確に読み取れないと識別できないということがありません。
この自動認識コードの仕組は「ビーコア株式会社」が考案し、織物でのカラービット®は当社が専属工場として製造いたします。
一見して管理番号に見えないデザインと、ブレたり歪んだりしても
色の順番さえ認識できれば識別できるという点が大きな特徴です。
詳しくは当社の「カラービット®」のページでも説明しておりますので、ぜひご覧ください。
今回のブランドタグ(織ネーム)の特徴は小さなカタカナと、その下にある数字です。
小さい文字を表現するにはいくつかの方法があります。
細い細い糸を使ってたくさんヨコ糸を織り込む「高密度織」タイプはすごくキレイに小さい文字を表現するのに適しています。
小さい文字だけではなく、写真などもかなり鮮明に表現できます。
このラベルは「朱子織」という織り方で作られています。
細かい文字の表現にはいつも高密度という訳ではなく、ラベルの色や厚みなど他の要素も満たしつつ、細かい文字も表現出来る織り方を選ぶには、織物設計の経験が必要ですね。
また、今回は数字部分が「シリアル番号」になっており、一枚一枚番号が異なっています。
シリアル番号入の織ネームの用途は様々で、海外の縫製工場で縫製している場合などでは、複数ある縫製工場の品質管理に使われている話をよく耳にします。
シリアル番号を入れた織ネームを取り付けることで、仕上がった商品を検品するときに、
どこの縫製工場の商品に不良が多いか?
誰が縫製した商品に不良が多いか?
などを把握することが出来ます。
ブランドタグで、商品自体の価値が上がることが、私たち織ネーム屋の仕事だと思っております。
出口織ネームでは、お客様のご希望の絵柄の再現性とご予算などの条件をお伺いした上で、最適な織り方をご提案させて頂きますので、どんなご要望でも一度お問い合わせください。
出口織ネームで作る織物のタテ糸はポリエステルを使っています。
ヨコ糸はお客様のご要望に応じて様々な素材を使用しております。
ブランドタグ(織ネーム)で多く使われるのはポリエステルですが、麻糸や絹糸を使う場合も増えております。
この麻糸や綿糸を使ったブランドラベルが、ポリエステルを使ったものと大きく異なる点は、織機上での切断具合です。
織ネームなどはもちろん様々な生地の多くは織機上で織りながら熱で切断しています。
ポリエステルなどの石油などの原料から人工的に作られる素材は熱に弱いので、溶けながら切断されます。
しかし、麻や綿などの天然素材から出来る糸は熱で溶けずに焦げるんです。
工場内に独特のにおいがしますが、そのにおいより困るのが火事です。
厚手の生地を綿糸で織った場合、生地が厚いためなかなか切れないので、強い熱でカットします。その設定を間違うと焦げるどころか火が出ます。
工場担当は火が出ない。でも切断できるように装置の設定をする必要があり、その具合は生地の厚みや使用している糸の種類などによって様々です。
経験がものをいう技ですね。
取り付ける商品が特徴あるこだわったモノの場合は、その商品の顔となるブランドラベルにもこだわりを持つのも最近多い傾向です。
出口織ネームもお客様のこだわりには、こだわりの技術でお応えします。
ご遠慮なく、こだわりをお申し付けください。
何かのイベントでタダでもらったものや、家電量販店で買い物をした時におまけでもらったマウスパッドを使ってませんか?
マウスには様々なものがありこだわっている人は多いと思います。
しかしマウスパッドは機能や性能の違いが分かりづらく、 安いものでもいいかって人が多いのでは?
出口織ネームでは日本唯一の「FPSゲーミングマウスパッドメーカー」のArtisan社から依頼を受け、FPSゲーム用マウスパッドの生地を担当させて頂きました。
Artisan社のマウスパッドは海外ユーザーからの評判も良く、 有名な海外メーカーをおさえ、現在世界シェア第二位のメーカーです。
出口織ネームでは引き続き、FPSゲーミング用マウスパッド生地の改良を進め、 e−スポーツにおける『勝てる道具』の1つになるようなマウスパッド生地を 開発したいと考えております。
また、FPSゲーマー以外でもマウス操作を長時間されるネットショップ管理者などにも 快適なマウス操作を提供できるマウスパッドですので、 今後ともArtisan社と出口織ネームが作り上げる『高性能マウスパッド』にご期待ください。
銀色はキラキラ光るタイプの糸を使っているため、インナーウェアに使うと肌に触れて 痛いですが、 ジャケットなどのアウターウェアやバッグなどに使うにはインパクトがあって 最適ではないでしょうか?
通常の糸とは異なるので、織機で織るときには糸の調整に苦労するので、 工場担当の腕が問われます。
このラベルの特徴はキラキラ光る糸だけではなく、『ハートのライン』も特徴です。
ハートのラインが少し『かすれている』んです。
特に左下の部分がわかりやすいです。
もちろん手書き風ほどではないですが、お客様のこだわりデザインです。
この「かすれ具合」も、もちろん表現しますので、デザイン担当も張り切って作ってます。
私どもはお客様のデザインや色の『こだわり』を大切に考えて、ブランドラベルやワッペン、 お守りなどを表現します。
ジャガード織物を作り続けて60年を超えた織技術で、お客様の難題にお応えしますので、 なんなりとお問い合わせください。
「朱子織」で制作した織ネームの事例です。
この細さを織物で表現するのは、一般的な織ネームより工夫が必要になります。
また、吊り下げにも耐えられるような『強度も持たせた織り方』を選んであります。
織(おり)組織に「朱子織」を選んだのは、細い線を表現するための工夫で、使用する糸も通常のものより細い糸を使ってます。
しかも真っ直ぐな線だけじゃありませんので、先端と末端のデザインの表現には織物設計担当者は何度も試作を繰り返したそうです。
その日の湿度や温度でも微妙に変化することもあるらしいので、試し織りは大切な工程です。
また、この織ネームの仕上がり形状は、アウターの衣類でたまに見ることがある「マイターホールド」という折り曲げ方です。
襟部分に挟み込んで縫い付けてあり、ここをフックに引っ掛けてぶら下げることが出来るタイプですね。
一般的な襟元に縫い付けてあるものは、純粋にブランド名を表示するだけですが、このタイプは吊り下げるような機能性を織ネームに持たせることができます。
出口織ネームでは長年、スペースという制限の中でブランド名の文字やブランドロゴを表現することをやり続けてきましたので、織りの表現力には自信があります。
とてもおもしろい絵柄を表現したものもありますので、順次ご紹介させて頂きます。
このブランドタグの特徴は大きく書かれている「和魂」という文字が筆で書かれたような文字であることですね。
この織ネームを設計した担当者によると、
「毛筆らしいロゴになるように、筆の”はらい”を織で表現する」
のが苦労したそうです。
また、上下に入っている文字も小さいので、しっかり読み取れるように織物設計するのが腕の見せ所ですね。
取り付ける商品に負けない「力強いロゴ」と「織ネームとしての耐久性」を満たしたブランドタグになったと思います。
お客様の商品の顔になることが出来ればうれしいですね。
出口織ネームでは、毛筆の文字をラベルや生地に織り込む商品がよくあります。
著名な方の文字を織り込んだコースターや掛け軸などは印刷とは違って、とても高級感があり好評です。 記念品やイベントの賞品などに最適ですよ。