今年も来年に向けた『織物製凧』のご注文を頂きました。
記念品などにお使いいただくのに最適な商品で、 すべて手作りで製造しております。
凧の骨組みである竹材は九州の職人さんに お願いしているのですが、 実は1本1本手作業で作られているんです!
私たちからはミリ単位で寸法をお願いしているのですが、 手作業とは思えないほどきれいに仕上げていただいております。
もちろん手作業ですので、厚みや太さに多少の誤差はありますが、 70歳を超えた職人の技には本当に驚きますし、 感謝の気持ちでいっぱいです。
丁寧に作っていただいた竹材を、今度は私たちが磨きをかけます。
この写真の竹は大型の凧用なので、どうしても「竹の節」が入っていきます。
この「節」がくせ者で、節の出っ張りがあると凧の生地に通しにくい上に、 きれいな「しなり」が出にくいのです。
その点からすべての「節」を削り取っています。 また、凧を手に持たれた時に、竹材の先端が角張っていると、 ケガをすることもありますので、すべての角と側面をやすりで削り、 痛くないようにします。
小さい凧用の竹材も同様で、すべて先端の角を丸くする作業を施した上で、 織物製の凧に差し込み組み立てていきます。
私たちの織物製凧は特許を取得したオリジナル品ですので、 記念品や贈答品などにいかがでしょうか?
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