織物で作る縁起物や凧揚げ大会グッズにおすすめの凧(たこ)を作成中

私たちはジャガード織機を使って『織物製凧』も作っています。
2006年から制作しており、毎年新年の縁起物としてご注文いただいています。
その年の干支をテーマに弊社でオリジナルのデザインを作成し、お客様にご提案しています。

普段作成している織りネームやブランドタグはお客様のデザインを忠実に織物で再現することを目指していますが、この凧は弊社のデザイン担当者が自由にデザインや色を選ぶことができる製品です。
もちろん、お客様の了解を得られるまでデザインの修正は続きます。
デザインの提案を任せていただけるととてもありがたいご注文です。

そんな織物製凧ですが、私たちのジャガード織物生地だけでは完成しません。
凧の骨組みになる竹材や凧の形を作る糸などを組み上げて完成させています。
業者さんから入荷した竹材は、先端が角ばっているのですべて研磨して、生地に竹材を通りやすくしています。
と同時に、完成した凧を持った時に竹材の先端で怪我をしないように、角を落としています。

織物製凧竹材を研磨

今年は複数人のスタッフで協力して研磨工程をおこないました。
慣れない作業で時間がかかったかもしれませんが、今まで以上にお客様の製品に愛着が湧いたようです。
また、竹材を研いでいる時は、製品を購入されたお客様がどんな感想をお持ちになるのか、小さい子が持った時に怪我をしないだろうかを気にしていたようです。

凧の生地もそろそろ織り上がってくる予定ですので、過去の生地で組み上げの確認をしています。

織物製凧用竹材研磨02

織物製凧を作成中

写真のように裏面も糸が出たままではなく、生地として織り上げています。
もちろん、表面はデザインがしっかり織り込まれています。
さらに、裏面には竹材を通す穴を作ってあり、生地の折り曲げなどはありません。
紙の凧では竹材を固定するために折り曲げたりしていますが、私たちの織物製凧は『袋織』技術を使って、縫製作業無しで作ります。

織りネームなどで培った織り技術を活用して、縁起物や記念品、凧揚げ大会用グッズなどにもおすすめの、織物製凧についてのお問い合わせもお待ちしております。

 

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