メンズ用シャツやパンツ用のタグ(織ネーム)に、ある特殊な織り方をした当社の試作生地が姿を変えて採用されました。
元々はタグ用に作っていた試作品ではなく、全く異なる分野の試作として何十種類と織った生地の中の1つをベースにし、タグの制作をさせていただきました。
お客様は名古屋市でジャケット・パンツ・シャツなどのオリジナルアイテムを製造販売している『山内』様です。
お客様は『純日本製』に強いこだわりをお持ちで、生地などの素材はもちろん、縫製の針目など「ものづくり」の点にも力を入れられており、縫製するのも『日本人の職人さん』という、妥協を許さない気持ちのこもったものづくりをされています。
そんな日本人のものづくりをされている山内様に、当社のタグが採用されたことは、大変光栄でありがたい気持ちいっぱいです。
今回のタグは、全く別の用途で使用する生地の試作品がベースになっています。
アパレル分野とは全く異なる分野の生地ですが、その表面の織具合を気に入っていただけました。
代表の山内様は国内の職人や工場を実際に訪問することが多いようで、当社にもご来社していただき、様々な織見本をお見せした中の1つが今回の織ネームの地模様のベースになっています。
同系色の色でブランドロゴと地模様を表現していますので、ロゴが地に埋もれることなく表現できており、とても上品なブランドタグになったと思います。
特に斜めから見ると、隠しロゴが浮き出たように見えて、かなりかっこいいです。
これまで多くの織ネームを製造してきた当社でも、ほとんど見ることが無い、特殊なタグでしたので、とても新鮮な気持ちになりました。
お客様には織ネーム対して、いろいろな目的をお持ちだと思います。
それをお伝えただければ、ご希望に沿ったものをお作りしやすくなりますので、どのようなことでもお客様の「こだわり」をお気軽にお伝えください。