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シャツやパンツ用タグ(織ネーム)に姿を変えた特殊な織生地

 

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メンズ用シャツやパンツ用のタグ(織ネーム)に、ある特殊な織り方をした当社の試作生地が姿を変えて採用されました。

元々はタグ用に作っていた試作品ではなく、全く異なる分野の試作として何十種類と織った生地の中の1つをベースにし、タグの制作をさせていただきました。

お客様は名古屋市でジャケット・パンツ・シャツなどのオリジナルアイテムを製造販売している『山内』様です。

 山内:http://www.yamoci.com/

お客様は『純日本製』に強いこだわりをお持ちで、生地などの素材はもちろん、縫製の針目など「ものづくり」の点にも力を入れられており、縫製するのも日本人の職人さん』という、妥協を許さない気持ちのこもったものづくりをされています。

そんな日本人のものづくりをされている山内様に、当社のタグが採用されたことは、大変光栄でありがたい気持ちいっぱいです。

 

今回のタグは、全く別の用途で使用する生地の試作品がベースになっています。

アパレル分野とは全く異なる分野の生地ですが、その表面の織具合を気に入っていただけました。

 

代表の山内様は国内の職人や工場を実際に訪問することが多いようで、当社にもご来社していただき、様々な織見本をお見せした中の1つが今回の織ネームの地模様のベースになっています。

同系色の色でブランドロゴと地模様を表現していますので、ロゴが地に埋もれることなく表現できており、とても上品なブランドタグになったと思います。

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特に斜めから見ると、隠しロゴが浮き出たように見えて、かなりかっこいいです。

これまで多くの織ネームを製造してきた当社でも、ほとんど見ることが無い、特殊なタグでしたので、とても新鮮な気持ちになりました。

お客様には織ネーム対して、いろいろな目的をお持ちだと思います。

それをお伝えただければ、ご希望に沿ったものをお作りしやすくなりますので、どのようなことでもお客様の「こだわり」をお気軽にお伝えください。

 

 

クリーナークロスの堅牢度やピリング試験を依頼してみました

試作中のクリーナークロスの堅牢度やピリング試験を第三者機関に依頼してみました。

と、たまには「おりラボ」という”ラボラトリー”らしいお話をしたほうが良いかと思いまして。

当社で以前より試作しているクリーナー用の生地は、かなり拭ける性能があると感じているのですが、特殊な糸のため耐久性が気になっていました。

何度も拭くと色が薄くなったり、毛羽立って見た目が悪くなったというのは避けたいですし、長く使っていただけるものづくりには大切なポイントだと思いまして。

試作品はスタッフに使ってもらって、拭きとり具合の低下や、生地の毛羽立ちなどを確認はしていましたが、感覚的な表現ではお伝えしにくいですね。

そこで、繊維の品質評価をおこなっている機関で、
染色堅ろう度(耐光、洗濯、摩擦)
物理的性能(ピリング)
の4項目で試験を依頼しました。

簡単に言うと、染色堅牢度試験は織った生地が光を浴びたり、
洗濯したり、擦れた時の色の変化具合を1~5級で判定するものです。

1級が悪く、5級が良い等級となります。

試験の詳細はこちらのサイトなどが参考になります。

ピリング試験というのは、生地の毛羽立ち具合を同じように5段階の等級で判定するものです。

堅牢度・ピリング試験の結果は?

堅牢度試験は糸でおこない、ピリング試験は生地で試験を依頼して、予想では、織ネームで使用している糸よりも大きく悪くなると思っていました。

結果は、
・耐光(JIS L 0842):4級以上
・洗濯(JIS L 0844):変色-5級、汚染-4-5級
・摩擦(JIS L 0849):4-5級
・ピリング(JIS L 1076):5.0級
となり、予想以上の好結果で驚きました。

ピリング試験

使う糸の色によって差がありますが、写真のようなストライプ柄では、かなり良い結果になりましたので、安心してお使い頂けるのではと期待しています。

カナダの特別なベスト用にシリアル番号入り織ネームを制作

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カナダの特殊な用途向けのベストに取り付ける、シリアル番号入りの織ネームを制作させていただきました。

お客様はカナダにある「Wearable Therapeutics」という会社で、自閉症の子供向けのベストを製造販売しています。
SnugVest: https://snug-vest-us.myshopify.com/

このベストは空気を入れて膨らませることができて、ぎゅっと抱きしめられているような感覚を作ることができます。

この「抱きしめられている」という感覚で、心が落ち着くことがあるようで、親御さんや専門家などと研究した結果、生まれた商品とのことでした。

そんな、いろんな人の思いがこもった商品に、当社のタグが採用していただけて、大変光栄に思います。

今回のタグはシリアル番号入りですので、商品の個体識別が可能ですので、製造工場の管理ができます。

また、販売したお客様を識別することもできますので、販売後のアフターサービス面での活用も期待できます。

多くの人の思いがこもったこのベストが、一人でも多くの子供たちの生活の役に立つことを願っています。

絵柄は織ネームの端からのスペースの調整や、フォントサイズの変更など、何度かやりとりをしながら決定したのが、このイラストです。

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このデータを元に織ネームの「」と呼ばれる、織物の設計図を作成します。

線の細さや滑らかさなどは、織り方や使用する糸の種類や太さなどで、変わってきますが、このラベルでは中~高程度の再現になっています。

もっと忠実に再現することもできますが、価格が高くなるので、お客様の予算との兼ね合いもあります。

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当社では織物の完成図を画像処理で表現した、”織物シュミレーション画像”での確認もできますので、なんなりとご相談ください。

※商品写真の掲載に関しては、お客様の了解を得た上で掲載しております。

Artisan社製「疾風」が進化して「乙」に! eスポーツ急成長中

日本でも急成長中のeスポーツに必須なのが高性能な道具です。

当社がArtisan社に提供している『疾風』や『疾風 乙』がその道具のおすすめになることを願っています。

eスポーツとは?FPSってなに? という人は『Artisan×DEGUCHI 布製最高峰マウスパッド』のサイトをご参考にどうぞ。

最近、日本でもeスポーツという言葉を見ることが増えました。

秋葉原にある「e-sports SQUARE」はe-スポーツプレイヤーのための施設で、 ゲームをすることはもちろん、プロが出場する大会を見学することができます。

FPSなどのeスポーツは圧倒的に海外の方が盛んです。

特に韓国では子どもたちの将来なりたい職業の2位が「プロゲーマー」だそうです。

野球選手やサッカー選手になりたい子供は日本でも多いですが、”ゲームのプロ”が憧れの職業になっているんですね。

優勝賞金が”1億円”などeスポーツが他のプロスポーツ同様に扱われているので、憧れる子どもたちが増えるはずです。

それくらい、eスポーツ先進国ではプロゲーマーが認められているようですね。

プロ野球選手やプロゴルファーは使う道具に非常にこだわります。

バットの重さがちょっと違うだけで、その違いを感じ取るほどです。

このことは先進国のプロゲーマーにも当てはまり、eスポーツのプロはマウスやキーボードなどの道具に強いこだわりをもっています。

もちろんマウスパッドもマウスと同じくらい大事な道具として扱っています。

当社が製織しているArtisan社の『疾風』、『疾風 乙』も滑り具合や耐久性など、微妙な違いを感じながら作ったものですので、他社製のマウスパッドと性能の違いを感じてもらえるとうれしいですね。

高性能マウスパッドはArtisan社のオンラインショップへ