ジャガード織物の製造技術の中心は織り方です。
しかし、様々な織り方を駆使しても出来ないものもたくさんあります。
その場合は、素材を替えることで目指す風合いに近づくことが出来たり、 必要となる強度を出すことができるなど、素材の影響力も大きいんです。
しかし、特殊な糸は高価であったり、糸の性能が生地になった時にどのように表現されるかなどは、試織してみないと分からないことが多いです。
そのたびに、糸を仕入れいていたのでは時間も費用もかかり、 お客様のご要望にうまくお応えできません。
当社では糸を加工する装置や織り上がった生地のシワ防止などの目的で熱処理をおこなう装置などを使っています。
今後も私たちの『モノづくり』を支える装置を順次ご紹介していきます。 『出口の技術』−「その他の設備」はこちらから。