綿糸を使ったブランドラベル

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出口織ネームで作る織物のタテ糸はポリエステルを使っています。

ヨコ糸はお客様のご要望に応じて様々な素材を使用しております。

ブランドタグ(織ネーム)で多く使われるのはポリエステルですが、麻糸や絹糸を使う場合も増えております。

この麻糸や綿糸を使ったブランドラベルが、ポリエステルを使ったものと大きく異なる点は、織機上での切断具合です。

織ネームなどはもちろん様々な生地の多くは織機上で織りながら熱で切断しています。

ポリエステルなどの石油などの原料から人工的に作られる素材は熱に弱いので、溶けながら切断されます。

しかし、麻や綿などの天然素材から出来る糸は熱で溶けずに焦げるんです。

工場内に独特のにおいがしますが、そのにおいより困るのが火事です。

厚手の生地を綿糸で織った場合、生地が厚いためなかなか切れないので、強い熱でカットします。その設定を間違うと焦げるどころか火が出ます。

工場担当は火が出ない。でも切断できるように装置の設定をする必要があり、その具合は生地の厚みや使用している糸の種類などによって様々です。

経験がものをいう技ですね。

取り付ける商品が特徴あるこだわったモノの場合は、その商品の顔となるブランドラベルにもこだわりを持つのも最近多い傾向です。

出口織ネームもお客様のこだわりには、こだわりの技術でお応えします。

ご遠慮なく、こだわりをお申し付けください。