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織り糸の画像

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アパレル副資材

もっと詳しい!織ネームの特徴

「織ネームについて、更に詳しく解説いたします。興味のある方はお読みください。

織ネームの「織り方」の特徴

細い糸を多く織り込むと緻密なデザインが再現でき、それを高密度織といいます。
太い糸を少なく織り込むと織物らしいザクザクした粗いデザインが表現でき、それを低密度織といいます。
糸」はヨコ糸「を意味します。当社のタテ糸はポリエステルです。
また、「織密度」とは1cm間に織り込むヨコ糸本数のことを意味します。

”高密度織”と呼ばれるものは、織り方の種類というより、「細いヨコ糸をたくさん織り込んだ」というものです。
織密度によって、”高密度織”や”超高密度織”と呼ぶことがあります。

織りネームの「糸」の特徴

「糸」にも様々な種類があり、特徴も色々ありますので一例をご紹介します。

他にも糸特有の特徴もありますが、織ネームでは多くがこの特徴でヨコ糸を選びます。
ただ、細い糸は色の種類が少なくなったり、綿や絹は細い糸が少ないなどいろいろな条件もあります。

織密度(おりみつど)

デザイン表現の粗め~精細の違いは「織り方」の違いよりも「織密度」の違いによります。「織密度」を高くすれば(高密度)精細なデザインが表現できます。また、低くすればザクザクした織物らしい粗いデザインを再現できます。

ただし、その場合「織り方」×「糸」×「織密度」の組み合わせは無限に生まれ、織りネーム設計図の作成と工場の織り技術の差が大きく現れるところです。

もちろん私たちは織りネームの設計図作成も得意で、難しいデザインのご相談を多くいただいていますので、安心してお問い合わせください。

次に、「織り方」×「糸」×「織密度」の変更による違いをご紹介します。

糸の変更例:「裏朱子織」×「ポリエステル糸」・「絹糸」との比較

デザイン表現以外の特徴に違いが出ます。
ヨコ糸がポリエステル糸では、光沢感が「低い」ですが、絹糸を使うと「高い」になります。
また、耐摩耗性は低くなりますが、絹糸ならではのしなやかさや高級感が生まれます。
綿糸の場合は生地のボリュームと触感に親しみを持たせられます。
このように、「糸」の素材を変えると特徴が変化します。
ただし、糸の種類(素材、太さ、光沢の有無、色の種類、耐久性など)には限りがあり、太さが細くなると色の種類が減ることや、光沢の無いものが多いなどの制限があります。

織密度の変更例:「裏朱子織」×「中織密度」・「高織密度」の比較

裏朱子織の中密度拡大画像
裏朱子織×中織密度
裏朱子織の高密度拡大画像
裏朱子織×高織密度

曲線部分がガタガタした階段状から滑らかになると文字はきれいに見えます。また、織密度が高くなったため白い点が小さくなり、赤色が濃く見えるようになります。
ただし、「織密度」を上げる場合には、「織り方」の開発や改良が必要になります。
これは織物設計図を自社で作成でき、自社の工場で確認できるからこその作業です。お客様のブランド名やブランドロゴなどのデザインに合わせて「織密度」と「織り方」の調整をおこない、時によっては「糸」の変更などで織物で表現するのに最適な組み合わせで織り上げます。
当社には、他社では作れないと言われたデザインや、再現できない色も私たちなら近づけることができる技術があります。
「織り方」×「糸」×「織密度」の無限の組み合わせから、あなただけの織りネームを見つけてみませんか。


お客様がお作りになりたい織りネームへの思いを教えてください。
お客様のデザインを織ネームできれいに表現する最適な織り方をご提案させていただきます。

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