織りネームをオーダーしたいけどイラストレーターのデータが作れない

ブランドタグの手書きデザイン

織りネームやブランドタグをオリジナルのデザインで作りたいのに、イラストレーターでデザインを作るのが難しくて困っているお客さんからご相談があります。
外部のデザイナーさんに依頼してデザインを作成してもらっているお客様からのお問い合わせが多いかもしれません。


イラストレーターのソフトってプロ用なので操作が難しいですよね。
私も必要最低限いくつかの操作しか使えませんので、描きたいモノが作れないことが多いです。その場合は、エクセルの図形機能で描いちゃいます。

しかし、残念ながら織りネームやブランドタグはもちろん、お守りやミサンガ、織りテープなどの作成には、Adobe社のイラストレーターで作られたデザインデータが必要です。
織物の設計図に相当する『型』を作る時には、このデータを元にするため必要なのです。

以前、こちらの記事にも書きましたが、「デザインデータの作成」と「色の指定」があると、お見積りから製品の制作までがスムーズになります。
 https://doname.co.jp/blog/unofficial-news/725
しかし、手書きやWord、Excelで作成したデザインでも、弊社でイラストレータのデータをお作りすることは出来ます。
別途デザインデータ作成費用をいただくことになりますが。

上の写真の手書きは、かなり以前に自社の織りネームサンプルを作成しようとしたときに、手書きでデザインを描いたものです。
これを弊社の型作成担当者にお願いしてイラストレーターのデータで作ってもらったのが下のデザインです。

手書きのデザインをイラストレーターで作った

綾織の斜線を逆向きにした背景に会社名をアルファベットで描きました。
担当者のアイデアも取り込み、フォントや斜線のピッチ、大文字・小文字を大文字のみに変更しました。
ここまでのイラストレーターデザインがあれば、数量ごとのお見積りも出来ますし、型作成もすぐに始められます。
今回は、デザインいまいちなどの理由で私のデザインは不採用に・・・。

イラストレーターのデザインをお客様からいただいたとしても、織物でデザインや文字を再現するためには、いくつか修正していただきたいことも発生します。
文字の大きさが小さすぎたり、線が細すぎると表現が難しくなりますので、何度か修正があることを考えると、多少イラストレーターの操作が出来る方がコストも納期も短くなります。もしくは、デザインデータ作成から弊社にお任せください。

弊社はこれまで蓄積した技術で他社で断られたという、小さい文字や細い線が何本も描かれているデザインをお客様のご納得されるレベルで織物で再現して参りました。

お客様の
 「こんなにキレイに織れるんですね!びっくりしました!!」
の声を1つでも多くいただけることを目指して、スタッフ全員でジャガード織物作成に取り組んでいます!

下記の織り方紹介ページから、あなたのご要望にあった織りネームや製品の織り方を探してみてください。

織りネームの種類紹介のページはこちら