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ごあいさつ
近年の経済環境の変化の速さには驚かされる事ばかりです。株価の変動にも日々動揺が続いています。一体この激動の原因はどこにあるのでしょうか。
弊社は1950年にジャガード織物である小松綸子で創業し、1957年に織ネーム製造業に転換しました。1987年にはデザインシステムを導入し、5〜6千に及ぶ織物の組織図をデーターベース化してまいりました。また国内外から収集した古典織物を解析した織物組織もデーター化しており、これらの中のいくつかの織物組織を組み合わせて得た、新しい織り方もご提案できるようになりました。1998年には織機等生産ラインとのネットワーク化を日本で初めて完成させ、日本で最大級の電子ジャガード搭載のレピア織機を導入し、単品生産を始めとする多様な数量への対応のシステム構築が完成。この事が弊社の職人技を数値化(データー化)する大きな要因となり、織物の変品種変量生産が可能になり、織るだけではなく、製品加工までする事につながってきました。2006年には中小繊維製造事業者自立事業に採択され、翌年にも2年連続で中小繊維製造事業者自立事業に採択され、技術的には日本の企業群の中でも特異な存在になれたと自負しています。
弊社の主力生産品は織ネーム、織ワッペン、織リボン等の細巾から190CM巾までのジャガード織物やジャガード織物の繊維製品です。レーザー加工・超音波溶断加工・ロック加工・低収縮加工・撚糸加工等や、機能性ハイテク繊維の利用による高付加価値加工や連続番号入り織ネームなどの高度な織物技術への対応が出来ます。
レーザー加工は織り上げた織物を自由な形状にくりぬく事ができ、ワッペン以外の用途の織物加工にも応用できています。ニクロム線による溶断加工は熔断面が硬く、肌に優しくないので、そのような場合には超音波溶断加工をお奨めしています。また、それよりもソフトな肌触りが必要な場合にはロック加工をお奨めしています。それは溶断部分を2mm巾のロック加工で包む方法です。アイロンプレス時に高温セットをすると織ネームがかなり縮みますが、その対応としまして縮まない加工ができます。幾つかの技術を組み合わせた弊社の加工方法ですと0.5%以下に押さえる事が出来ます。
単品生産のシステムは単品生産のみではなく、連増番号入りの織ネーム、バーコード入り織ネーム、カラービット(※)入り織ネームというような画期的な製品を生みました。また撚糸加工機を保有しておりますので、多様な表情の素材による付加価値の高い織物の生産が出来ます。
ジャガード織物につきものの、かたがり、ゆがみ、表現の不明さ、収縮などの問題点がありましたら速やかに解決いたしますし、原材料は製品安全データシート(MSDS:Material
Safety Data Sheet)を取り寄せた上での生産をしておりますので安心・安全を保証できます。
※カラービットとはビーコア株式会社の商品です。
人が育って、物が作れる。こんな楽しい事はありません。どうぞ皆様のお力で弊社の潜在能力を更に引き出して下さいますようお願い申し上げます。
代表取締役 出口 勉 |